うどんを食べた我々はゲーセンに戻ってもいいが、あまりにも寒いのでウェルビーに戻ってサウナで温まろうという人間にしかできない作戦にでた。
その作戦は見事に崩れ去り、なぜか名古屋市内を探索して初めて見た商店街を練り歩くと言うヤバ散歩をしている始末だ。
寒いから早く帰りたいのに宿から遠くなっていく魅力。
これだからおじ3人の散歩はやめられない。
円頓寺本町商店街と言う商店街はシャッター街ってほどでもなくチラホラと店が開いてるし人もいる。
凄みがある店が多く、商店街の前では金銀銅カラー4体の像があったり名古屋の迫力を感じさせる商店街だ。
商店街でも寒いもんは寒い。
あまりにも寒いのでお店に入って暖を取るとしきりに言うとようやく入店許可がでたので、ここに行きたいと指名した。
甘党の店
太陽堂
甘党店だ。
何を隠そう甘いものが大好物な僕にとってバッチリなお店。
創業明治の老舗で甘党のみんなを虜にしてきただろう店構え。すごく気に入った。
あんつみ。みつ豆。
どれも沖縄では縁がない甘み。マジで沖縄では少ないと思う。
探そうと思えばあるのかもしれないが、見たことなくて食べてみたい甘い物の一つだ。
気に入った!!
ここで甘いの食べて温まろう!
店内に入ると飛び込んできたのは
映画や漫画でよくみる”やかん”だ!!!
寒い地域ではヒーターの上にやかん置きがち!!!!
初めて見たので感動した。沖縄ではこれまた見ない光景。
内地と沖縄は全く違う生活様式なのが感動を生む。
これ凄いな……とか思いながら店内を見渡す。
昭和な感じがする店内。
椅子の感覚がめちゃくちゃ狭い。
大柄な俺は2つで1つみたいな感覚で座るしか無い。
メニュー表。
太陽堂自慢のお餅をどうぞ!
そんなこと言われたらお餅が食べたくなる……。しかし今回はあんみつと決めているのだ。
ぶたおさんが瓶ビールを注文して3人で飲む。
寒い寒い言ってたが冷えたビールは別腹だ。
洒落てる陶器のコップにビールを注いで飲む。
瓶ビールを注文するとつまみが。
このつまみが妙に美味い。何かの茎だった記憶がある。
甘味を求めてたのにしょっぱいつまみとビールを飲んでいるギャップに笑ってしまう。
一緒に行動していたちゃんディオは雑煮を選択。
お雑煮もそう言えば沖縄では縁がない。正月にも食べないし、正月に食べなかったら全く食べない。
二人して沖縄には珍しいメニューを頼んで温かい店内に自然と笑顔が溢れる。
ちゃんディオのお雑煮が運ばれてきた!!!
太陽堂の色彩豊かなお雑煮!
思えばお雑煮らしいお雑煮を見たのも初めてかもしれない。おせち料理とかもわからないレベルだからお雑煮を見て感動してもいいだろう。
大きなお餅を別皿に取り出しテンションマックスなちゃんディオ。
こっちもお雑煮の餅を見てテンションアゲアゲだ。餅が立派。でかい。ふわふわですごく美味しそう。お雑煮の汁も美味しそうで芯から温まりそうだ。
頼んでいたクリームあんみつが届いた。
クリームあんみつは
みかん、りんご、いちご、バナナ、キウイ、みかん、あん、寒天
が入った甘いものなのかー……ってクリームないよ!?
クリームがない事に気づいた一同は店主にクリームを求めた。
これがクリームあんみつの完成形。
クリームとはアイスクリームのことだったのだ!!
初めてのクリームあんみつに感動し食べる。
クリームあんみつの食べ方わからないから順番に食べる。
もちろん全部甘い。1つだけ困ったと言えば本来の食べ方がわからないのが問題だ。混ぜるのか一品一品交互に食べるのか。難しい。
あんみつプロがいたら教えて欲しい。
クリームあんみつを食べつつビールを飲む。
古い店内で沖縄からきた大柄がゆっくりしている現状が面白い。
このあとは一体何が起こるのかわからない名古屋旅。
次回は超絶凄い事になるので乞うご期待!!