タコの卵

どこまで我慢するのが身近な恐怖なのか

栄町のヤマナカリー別邸でスパイスカレーと対戦

家で気軽に食べれないスパイスカレーが食べたくなったので調べてみると近所に人気店がある事がわかった。

 

ヤマナカリー別邸

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なぜ別邸なのかわからないが行列ができるほどの人気店で、スパイスカレー好きなら一度は食べた事がある名店らしい。全くカレーやスパイスカレーの事を知らなかったので近所に行列カレー店が存在している事が嬉しくなった。

 

店内はカウンターがあって家族でとってもおいちぃね!できる雰囲気はない。

カレー好きがもくもくとカレーを食べれる空間だけを提供している感じが良い。

 

おそらくスパイスだろうと思われる粉っぽい何かが瓶詰されている。これで砂とかだったらヤバい。

 

AとBのカレーが選べる。

A&Bも可能。好きな方を選んで欲しい。パクチー盛りはプラス50円。カレーにパクチーって初めてなんだけどスパイスカレー業界では普通なのだろうか。

トッピングや飲み物。辛さやご飯の量も選べる。

スパイスカレーは辛いのかどうなのかもわからない。何も知らないなのに何故行列店に入ってしまったのか恥ずかしくなってくる。店内のお客さんはメニュー表も見ずにカレーを注文して

 

「Aのうこみん6辛でご飯400。ラッシー二つ」

 

あまりにもプロすぎる注文の流れにドキドキしてしまう。

完全にラーメン二郎的な雰囲気がある。

 

 

よーし…。言うぞ!!!

 

「Aカレーください、辛さは1辛でご飯は300gお願いします…。」

 

 

中途半端な注文に消えたくなった。この前タイカレーを食べて辛いカレーはこりごりと言ってた口が1辛を頼む。きっとスパイスカレーの1辛はスーパーマーケットで買うルーの辛口より辛いだろう。なんで俺は無駄な見栄をはって1辛を…。しかも無料の上限ご飯300g。無料だから300gまでは頼んだ方がお得だね!とか40歳大柄男性が得意現に心の中で思わないでほしい。

そしてラッシーとか普段飲めないんだから注文したかった。したかったけど貧乏性すぎて頼めなかった。ラッシーってあれでしょ??飲むヨーグルトみたいなやつでしょ??とか変にラッシーマウントをとってしまうおじ特有の思考回路やめたい。素直になりたい。ラッシーピッチャーで飲みたいよ。本当はラッシー大好きかもしれない。

今度から素直になろう。今年は素直に…。

 

 

 

スパイスカレーとはこんなに難しいのか…やたらと美味しい水を飲みながら待っているとそれはきた。

 

Aの鶏だし仕立て旨みチキンカレー

 

鮮やかな見た目でカレーの高設定を示唆させる色。4以上だ。

黄色いご飯。その上に乗ったよくわからない何か。カレーの上に細かい葉っぱ。

 

香りも凄い。食欲をそそるスパイシーな香り。スパイシーな香りとか言ってるけどよくわかってない。しかしスパイシーな香りを書きたい。

 

見た目も美味しそうだ。純粋に美味しそう。料理は見た目がとっても大事。

黄色いご飯とチキンカレーを食べる。

 

口に入れると爽やかな香りとさらさらとしたカレールーが口の中で広がる。

スパイスカレーってさらさら?ざら?ってしてるんだ!!って思いながら食べる。

 

黄色いご飯がなんかしら味があるしスパイスカレーが香ばしい。そして1辛でもしっかり辛い!調子にのって3辛とかにしないでよかった。

そして黄色いご飯がやたら美味い。なんか美味いとしか言いようがない美味さ。カレーのためのご飯って感じだ。

 

カレールーはざらざらしてる食感。スパイスがじゃりってしてるのか?何か今までのルーとは違っていて違和感があったが、慣れればひたすら美味い。

スパイスカレーを探求するのはサウナや筋トレにハマるぐらい面白いらしい。おじさんのためのスパイスカレーをおじさんが食べるので間違ってない。

 

あっという間に食べ終えると額には汗が。

辛さと旨さが調和していてスパイスカレーを味わった満足感。対戦していたかのような汗。これはハマる理由がわかる。ラーメンに対するカレーは外食を極めようと思うと沼のようなジャンルだ。

 

お店もゆいレール安里駅からすぐなのが嬉しい。さっと行ってさっと食べれる。時間帯によっては行列ができているみたいなので注意。

 

支払いも今どきの電子マネーに対応しているので楽だ。

 

是非とも那覇市栄町で行列店のスパイスカレーを!

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