広報なは市民の友2月号に気になるページがあった。
表紙は読売巨人軍の那覇キャンプ情報だ。
気になったというより、そんな!ってなったのは次のページだ。
\あなたの力を市政に!/
平成31年度
那覇市臨時・非常勤職員募集
那覇市が臨時・非常勤職員を募集するという記事。
おぉ。求人情報とはありがたい。良い仕事があれば検討したい所ではあるが…
那覇市役所の臨時職員
原則として月曜日~金曜日 8時30分~17時15分(1日7時間45分、週5日)
賃金(予定)
「一般事務」
日額、6650円
一日6650円!!!!
沖縄県地域別最低賃金は時間給762円となっている。
ギリギリ最低賃金じゃないぐらいの給料!!ちょっと色つけた感じ。
他の保健師や環境整備員(ごみ収集)はちょっとだけ高いぐらいだが、どこも最低賃金より色をほんの少しつけた賃金となっている。
時給は一番1000円が高くて、一番高い日額は心理士の日額12,630円だ。
一般事務の日額、6650円で週五日だと33250円。
一ヶ月がだいたい4週間だから月の給料はだいたい133000円。になる。
13万3千円だ。
そこから各種税金や保険が取られて手元に残るのは10万~11万円ぐらいだろう。
那覇市よ。
これじゃあ\あなたの力を市政に!/とか言ってる場合じゃないだろ。
煽りにしか見えん。
どうやって手取り10万~11万円で市政の力になれというのか。
本当に力になって欲しいなら最低でも手取り15万円以上は欲しい。
最低15万円であって20万円、30万円ならもっといい。
沖縄県の所得水準はなぜ低いのかによれば
「1人当たり県民所得」を始めとする統計データをみると、沖縄県の所得は全
国最低水準にとどまっている。
なぜ低いのか?を見なくてもわかる。
那覇市だって非正規雇用者にお金だせないんだもん。
沖縄県は負の全国一が多すぎる。
雇う側の中小企業も金がなくて最低賃金ぐらいでしか募集できない状況は木村ゆうさんがブログに書いてくれた。
それでも那覇市よ。沖縄県よ。
自ら率先して沖縄県の所得を減らしていってどうするんだよ。
沖縄県は経済的にも豊かに!と宣言し那覇市役所から柱になってガンガン高い給料で雇ってくれよ……。
非正規職員。臨時職員の格差が明らかにある。
もちろん、勉強して試験を受けて正規職員になるハードルが高いのはなんとなくわかるが、行政自ら格差社会を作るなんて凄く良くないことだ。
前回書いたブログで那覇市議会議員の給料は年収900万円ぐらいだと書いた。
募集している一般事務は日額6650円……。
職種が違うが、あまりにも格差がでかすぎて夢のようだ。めちゃくちゃ議員を応援したくなってきた。逆に議員がどんな暮らししてるのか想像するだけで楽しい。楽しくない。
少ない給料から少なくはない市民税を払っているんだぞ!
何度でも言うが、那覇市よ。自ら安い給料で職員集めて楽しいか?
楽しくない!!!って言うのならもっと給料増やしてくれ。
那覇市が、沖縄県が安く雇ってるから俺の会社も安く雇っていいよね!ってなるかもしれない。そういうの本当によくないぞ。
那覇市正規職員や議員に絶対読んでほしい「貧乏物語」って本がある。
「貧乏をなくすには金持ちが奢侈(しゃし)をやめることで、富裕層と貧乏人の格差をなくすこと」が貧乏退治の第一策
まずは那覇市臨時・非常勤職員から給料を少しずつでも上げていって楽しく那覇市の力になれるようにするのがいいんじゃないだろうか?
正規の平均年収は660万円程度。非正規の事務職は休みなくフルに働いても正規の3分の1以下の年収しか得られない。まさに絶望的な格差が存在する。
沖縄県は県議会の一般質問に答える形で県と市町村の非正規数を公表した。答弁によると、2016年で県関係の非正規は6,587人で、全体の21%を占めた。2011年度から20~21%台で推移しているという。これに対し、市町村の非正規は8,712人に達し、全体の42%に及んだ。2012年の39%から毎年、少しずつ増加を重ねている。
沖縄は県、市町村とも非正規率の高い地域で、特に目立つ職種は公立幼稚園教諭の62%。ほかに、市町村に配属される子ども貧困対策支援員は全員が非正規だ。
本気で沖縄県は子ども貧困対策する気があるんだろうか!!!!
絶望的な格差を自ら作ってないか!?
子ども貧困対策支援員を支援しないといけない状況じゃないのこれ!?
このままだと夜の街の少女たち裸足で逃げまくるよ!?
いいの!?辛いよ?この本読んだらわかるけど胸が締め付けられるよ?
この問題は根本的に国の仕組みを変えないといけないかもしれない。
だったらみんなで考えて国、県、市町村の問題に取り組み負の全国一位から喜びの一位を目指していこう。