岐阜駅前の疑似商店街と劇場通を堪能した沖縄県民はお目当てのお店に向かっていた。
前回の記事はこちらなので必ず見てほしい。
岐阜の食べ物といえば……全く思い浮かばない。
ここでも無知が炸裂してしまって岐阜県に申し訳がない。織田信長公さえ存命なら天下の中心になったかもしれない土地の食べ物さえ知らない。
そんな状態のおじさんが今から食べるものは…
丸デブ総本店！！
丸の中にデブと書かれたマーク？が凄い強烈。
デブが食べる店！ってメッセージ性が強すぎて岐阜の本気度が伺える。
二郎系ラーメンだろうか？中華そばと書かれているので大盛り系の中華そばだろう。
かなり混雑していて大人気なのがわかる。
ぶたおさん曰く
「ここの丸デブラーメンは二杯食う人がたくさんいる」
「おじいちゃんおばあちゃんでも二杯食う。」
「丸デブラーメン自体は容器にみちみちと入っていて多い」
これらの情報を聞くと混乱してくる。
量が少ないから二杯食べるのはわかるが、量も多いのに老若男女問わず二杯食っちゃったりするらしい。怖すぎるだろ丸デブラーメン。満腹中枢を刺激する何かが入っているのか？
店内に入って席につくと恐ろしい入れ物があることに気づく。
食卓塩と書かれた容器に入っているのはなんと…
コショウ
全てのテーブルに食卓塩容器は置かれているが、全てコショウが詰められている狂気！！！！恐ろしすぎる！塩と思ってたらコショウだったなんて……。
そして塩はない。調味料らしきものはコショウしかない人間味あふれる丸デブラーメン。手にコショウをふりかけてペロペロ食べるものではない事はわかる。おそらく中華そばにかけちゃうんだろう…。これが丸デブラーメン二杯の秘密だったり。
店内は混雑していて岐阜県民が美味しそうに中華そばを食べている。
おそらく、沖縄でいう沖縄そばみたいな感じで愛されているのだろう。
岐阜にきたら丸デブラーメン！って言葉に偽りなし。
ここまできたらなんの変哲もないコップと水にすら愛着が湧いてくる。
そうとう岐阜に寄せてきている。体も心も岐阜っぽい。
沖縄からの旅行で岐阜って選択肢は相当薄いが、岐阜からの旅行で沖縄の選択肢も薄いのだろうか？観光大国沖縄は結構な人が来ているが、岐阜の人も是非来てほしいと思った。なんなら岐阜に3泊ぐらいしたくなる。
待っている間に熱くて半袖になったら店員の人に
「あの人半袖だよ！」
って言われてしまった。岐阜は沖縄ぐらい暑いのだ。
沖縄の人なのに半袖…周りはコート。このギャップがいいんだろうな。
ちゃんディオと岐阜とってもたのちいね！ってしてたところに…
これが丸デブ総本店の中華そば！
ラーメン容器ぎちぎちに麺が入っている！！！
チャーシューとかまぼこが何か昔ながらの感じがして嬉しい。
この中華そばを二杯食べるとか大食いの人じゃないと無理では？って思ってたら向かいのテーブルのおばさまが中華そばとワンタン麺を頼んでいた…。
噂は真実だった！！
マジで二杯食べてる人がいる！目の前に！
頭くらくらしそうになりながら丸デブ総本店の中華そばを食べる。
スープは透き通って生姜が効いていてさっぱり美味い。
……
………
消えた！！！！！！！！
中華そばがあっという間に消えた！！！！
恐ろしい。あまりにも美味すぎて一瞬で消えてしまった。
そして怖いことに食べる前よりもお腹空いている！？
もう一杯食べたくなってくる！！！！
噂と真実を実体験してしまった。。。
怖いぐらい美味すぎる。丸デブ総本店の中華そばは500円。おかわりして1000円。
この店では1000円使うのが正しい食べ方では？
丸デブ総本店は本当に人気で食べている時もひっきりなしにお客さんが来る。
岐阜駅近くに住んだら毎日丸デブ総本店の中華そば食べたい。
こればっかり食べてたら健康になるかもしれない。本当に体に染み渡る味している。
岐阜にくる機会があったらぜひとも食べてほしい。
