京都は都だけあって素晴らしい所だ。
千本鳥居と霊感
只事じゃないことだけはわかる。所謂心霊スポットなんか目じゃない何かが伏見稲荷大社にはあることは画像からもヒシヒシと伝わってくるし、本当に異世界みたいな情景だ。これは気をつけないとやられる。そう感じた伏見稲荷大社だった。
人の業が渦巻く密集地帯
この画像を見て欲しい。
千本鳥居というだけあって立派な鳥居がいくつも並ぶのだが、鳥居の後ろに
平成○年○月○日 株式会社○○
と名前が彫られている。
もうお分かりだろう。
この千本鳥居は販売されて出来た欲の塊なのだ。下の画像が詳しい値段。
鳥居を奉納する値段表だが、大きいほど高い。
そして場所で値段も変わる。
金がある会社はでかい10業(号)を奉納するだろうし、個人の名前が掘られている鳥居もあったので金持ちも鳥居を買うのだろう。
そしてその鳥居は江戸時代から奉納され続けているらしいので千本以上も連なっているとか。
人のお金で、しかも金持ち限定の奉納で。会社のゲン担ぎとか自己顕示欲で。千本以上の鳥居がガンガン出来ていく。現在も奉納されまくってるんじゃないだろうか?
そんな鳥居を歩いて行く度に正直言って
吐き気がした
パワースポットとか霊的な何かに当てられたわけじゃあない。
人の業で出来た幻想的な鳥居をこれでもかと見せつけられる現実に目眩がしたのだ。
聞いた話と違うぞ!伏見稲荷大社は凄く人気の神社で素晴らしい異世界を演出する神社のはずなのにこれではまるで
大都会の高層タワー
と何にもかわらない。
行きはいい。鳥居に名前が彫られてないから。帰りは非常に残酷だった。鳥居の裏に会社の名前や人の名前をこれでもかと見せつけられる。まるでこの当たりの地主や金持ち、会社は鳥居奉納して当たり前かのように。
京都では伏見稲荷大社に鳥居を奉納して一人前
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なんて事があるのだろうか?もしあるのだとしたらこれが人の業と言わずになんというのか?本当にショックが大きかった。こんな…酷い!と自分に言い訳しまくったが
株式会社~とか鳥居に掘られた文字を見ると鳥居にパンチしたくなった。
なんなんだ!?なんとも言えない気持ちが心に募る。
そして、千本鳥居に霊が入り込む余地は一切ない。幽霊なんて裸足で帰るぐらいの人パワー。人のお金。人の思いが入り組んでいる。試しに霊感がある人を伏見稲荷大社に連れ行ったらいい。
「やっぱりここやばいわ~」「めっちゃ寒気する」「さすが…神格が凄い」
とか言うようものならダウトだ。
霊感の話はここに詳しく書いてあるので是非。
そんな人の業というかパワーで出来た千本鳥居は山を登るのだが、その山を下るとまた千本鳥居をくぐらないと行けない。二千本鳥居だ。キン肉マンじゃあるまいし物凄い超人パワーを感じる。そうなのだ、千本鳥居に奉納できる人ってのは限られた人だから超人なのだ。興味本位で鳥居奉納できる金額じゃない。庶民ができる奉納といったら
800円のミニ鳥居ぐらいだ。
このミニ鳥居にどんなパワーがあるか知らないが100万の鳥居と比べたらおもちゃに違いない。そのミニ鳥居の様子がこれ
小さい鳥居が祠のような所にぶら下がってる。非常に意味がなさそうな感じ。アクセサリーだこんなの。
金持ちの自己顕示欲の塊、千本鳥居。おそらくもっと増えるかもしれないので近い将来二千本鳥居になっている可能性もある。
非常に疲れて目眩もしたのでそそくさと退散したのだが、行ってよかったとは思うが、もういかないだろう。ここまで人の業が溢れた所もない。そりゃパワースポットとかいうよね。キャプテンアメリカがアメリカ各地で国債を売りさばくために公演していたけど、この千本鳥居と何が違うのだろう?
非常に幻想的で異世界を演出している伏見稲荷大社の千本鳥居は
これ以上ないぐらい現実的で圧倒的な財力を庶民に魅せつける人の業で出来た何かだった。
興味がある人は絶対行った方がいい。僕はもう行かないけど夜は幻想的で雰囲気バツグンらしい。そりゃそうだろな。
夜は書かれた人の業が見えにくいからな
行くなら夜をオススメする。
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