僕は男なんだけどBLコミックは趣味として読んでいる。所謂商業コミックってやつで、やおいや既存キャラカップリングにはさほど興味はない。腐目線でみれるけど鬼のようにセックスしてないと嫌な感じだ。
そんな男だからこそ進めたいBLコミックがある。
そう、特にクリスマスイブってのはBLと凄く相性がいいのだ。男と男がイブの夜に二人…セックスでしょう。
そう思うのが腐女子なのかもしれない。違うかもしれないが、とにかく寒い季節のBLは堪らないものがあるのだ。夏だってもちろん美味しいんだけどね。
タコの卵的オススメBLを紹介していく。古い作品多めなのは我慢して欲しい。ふじよしの姐さん達も温かい目で見て欲しい。
田中鈴木先生の愛し合ってる2人
このBL漫画はミステリーから始まる。むしろホモホモしい展開はさほどなかったりするし、最後のエピソード「加奈子の話」はホモですらない。
このBL漫画何が素晴らしいかって第一話の「許されない男」がめちゃくちゃ良いのだ。
部屋で血まみれの男が泣いている描写からはじまる。いきなり凄い展開だが、その部屋に突然の来訪者が勝手に家に入ってくる。そこには死体と血まみれの男がいる。
どうみたって殺人現場だが来訪者は特に驚かない。いったいこの来訪者は何者なのか?そして血まみれの男が本当に殺人を犯したのか?
深く説明するとこの話は凄くもったいないのだ。ミステリーって言うほどではないのだが、愛があったのだ。そこには2人だけの愛があった。確かな愛があったんだが…少しだけわからなかっただけ。その少しを我慢しつつ生活するのが難しいのだろうな。泣ける作品だ。まだ読んでない人はぜひとも読んでみて欲しい。
「帰ってくれ!!」「俺が殺したんだから!!」
この台詞をみるだけで鳥肌がたってしまう。
上記の作品は
ネットラジオ BS@もてもてラジ袋 | IT時代をサバイブする新型教養番組
でも何回か紹介した作品だ。是非。
だまって泣いているのです (バンブー・コミックス 麗人セレクション)
- 作者: 内田かおる
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2005/06/16
- メディア: コミック
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内田かおる先生のだまって泣いているのです
打って変わってホモホモしいBL漫画。なにせガチムチしかでない。作者の内田かおる先生はガチムチを書きすぎて、BL界隈だけではなく本格ゲイ漫画まで書いている。そんな作者が書くBL漫画。ただ男と男がセックスするだけではない。
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ごっつい男がめっちゃバキバキに犯されるのだ
正直言って凄くエロい。僕の好みの展開というか、強い男がバキバキに犯されて雌の顔になるのが好きなのだ。それをBL漫画で読ませてくれるのがこの作品。全編みてもみんなガチムチ。正直言ってBL好きでも好みがわかれそうな作品ではある。でも好きです。読んだらわかる。ガチムチはセックスに向いている!!
あと、先生がアンダーアーマーっぽいの装着してるのが細かい。取材が凄いのだろう。
西田東先生の目を閉じないで
もう西田東先生!!大好きです!くたびれたサラリーマン書かせたら天下一品!ホモっていうかホモ!オヤジ受けというかなんというか。凄く良い。話が凄く良い。ガンガン心にくる。もちろん他の作品もいいが上記の「目を閉じないで」は特に痺れた。
大好きな作者だ。
木下けいこ先生のキスブルー
わりかし僕の中では最近の作品。ってこれもいい。何ていうか生々しいホモというかなんというか。切ない感情が全面にでている。結構感情移入しちゃう作品。
これも良かった。精力的に漫画を出してくれて嬉しい作者の一人。もう作者はホモなんじゃないかというぐらいホモを書いている。BL漫画最高!と久しぶりに思わせてくれた作品。
洋6K2南向き (ミリオンコミックス Hertz Series)
- 作者: 古街キッカ
- 出版社/メーカー: 大洋図書
- 発売日: 2007/12/27
- メディア: コミック
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古街キッカ先生の洋6K2南向き
これはゲイバーBLというか。わりかしゲイしかでない。
ゲイだから割り切った世界というか、セックスできればいい。付き合うなんて面倒くさい。それでも好き…の漫画。もちろん切ない。切ないBL漫画は無条件ですきだ。
特にメガネを口で外すシーンはゾクッとするほどにエロい。男の僕でこんなにエロい気持ちになれるのなら女性はもっとだろう。大好きな先生なので応援していきたい。
もっと紹介したい作品があるのでシリーズ化していく。
BL漫画は世に埋もれすぎていく。タコの卵はBLブログにもなる。ダイエットブログにもね。次はもっとたっぷりジャンル別や受け攻め。ホモの惑星や両手でオナニー等色々BL漫画あるある話もしたい。