タコの卵

どこまで我慢するのが身近な恐怖なのか

赤ちゃんは眠りたいから泣くとかバグだろ

赤ちゃんがめちゃくちゃお利口さんだからお昼寝してくれた。

なのでブログが書ける。最高だ。赤ちゃんは起きてる時も超カワイイけど眠ってくれると世界一のお利口さんだね!って気分になる。

 

みんなわかるはず。

 

赤ちゃん寝かしつけビームとかあったらまじで欲しい。ワンピースの実で1番欲しいのはネムネムの実だ。

それぐらい寝かしつけは難しい。

赤ちゃんは神様と相撲をとって”神より眠らない者”と名付けられた逸話がある。

眠らない赤ちゃんを眠らせた俺は今この瞬間”神の右席”に立ったと言える。

 

ぼぎわん案件お父さんブロガーとして赤ちゃんさんを眠らせる方法を書いて共有したい。新米パパは参考にして赤ちゃんと一緒に成長だ☆

 

 

抱っこして泣かなかったら抱っこしてチューリップ

抱っこだ。

抱っここそ究極の癒やしの一つと言えよう。

何歳になっても抱っこは嬉しい。物心ついて成長期~大人になると人の目が気になってくるが、周りに誰もいなかったら抱っこされたいはずだ。

抱っこは良い。嬉しい時にするし、されると嬉しい。

俺も赤ちゃんを抱っこすると嬉しい。赤ちゃんも泣いている時に抱っこされると泣き止む率が高い。

 

抱っこは凄い。

 

抱っこだけで色々と解決できる問題があるはずだ。苦しい大人は抱っこされてない事が多い。抱っこ俺がするから苦しい人はいつでもメールとか連絡とかしてくれ。

 

その抱っこを赤ちゃんにする。

抱っこ中の赤ちゃんは俺の顔など無かったかのように横を向く。誰に抱っこされているかわかってないかもしれない。それでも抱っこの威力にメロメロで抱っこされ続ける。

抱っこされ続けて眠りゲージが溜まってきた赤ちゃんは眠りそうになる。

上手く行けば抱っこ中に眠ってくれる。振動とかは気にしないでいい。

街中で抱っこひもで抱っこされてる赤ちゃんが眠ってる率が高い事に注目したい。哺乳類の赤ちゃんは親にくっつきながら移動するので歩行の振動が眠りを誘うらしい。

だから抱っこした時点で眠りモードに入ったと思ってもいい。

抱っこして眠ったら二分の一で起きてしまうがそっとベビーを布団かベットに寝かそう。二分の一でギャン泣きして起きるギャンブルだ。怖いが勇気をだそう。

 

なんだ。抱っこして眠るなら簡単じゃん抱っこしたらいいんだから。

 

違う。違うのだ。抱っこし続けないと行けないのだ。

抱っこする時はだいたい両手だ。片手でも良いが両手の安定性を信じたい。

抱っこ最大の問題点は腕の疲労だろう。とにかく腕が疲れる。本当に疲れる。

米軍の訓練では銃を頭上に上げ続ける訓練があるらしい。それに近い。

抱っこの状態で腕をそのままにする疲労ったらない。常に腕がプルプルしている。そんな人のための抱っこひもだと思われるのだが、俺は身体が人より大きい。普通の抱っこひもはなかなかサイズが合わなくて装着しずらい。

なので素体で抱っこして赤ちゃんにアブアバウバーとか語り続ける気は優しくて力持ちを演じ続けるのだ。

 

察しろ

そして何分で赤ちゃんが眠る?抱っこしたらだいたい10分?まったくわからない。

実際に眠たくない赤ちゃんを抱っこし続けても眠らない。

寝かせたいVS眠らない 場合、眠らないが勝つ。

赤ちゃんは「あー、なんだかわたし眠くなってきちゃった……チラッ?」って言わないし言えない。雰囲気から察するしかない。

「ミルク飲みすぎちゃった~~お父さん本当に面白いからついつい飲み過ぎちゃうのwww」

みたいな事は赤ちゃんは言えない。思ってても「あー」「ぎー」「うー」ぐらいで会話のキャッチボールを魔球で投げてくる。

思えば大人も似たような感じだ。言葉は通じるのに会話にならない人が多い。

 

だから今まで生きてきた全てのコミュニケーションスキルを使って

「自分で立てなくなるまで飲んだら駄目だってww」

生後3ヶ月前後の赤ちゃんは立てないが、抱っこして優しく話しかけてあげよう。

「じゃあさ、ちょっと眠そうだし抱っこしてお布団いこっか?」

本当に眠って欲しいから本音で語りつつ抱っこする。

ミルク飲んだ飲んでない関わらずこっからが勝負だ。赤ちゃんが眠ってくれるかは毎回勝負と言えよう。

 

抱っこしながら何をするか??

 

お歌を歌うのである。

 

チューリップ

歌は良い。歌は赤ちゃんから老人まで魅了するヤバい行為だ。口から発する行為として最上級の魔法。

我が歌のレパートリーは

「チューリップ」

「いい湯だな」

「フレンズ」

「winter fall」

などなどがある。

その中でも「チューリップ」がヤバい。魔曲だ。世代を超えて歌われる理由があると実感している。

歌い方はこうだ。

赤ちゃんを抱っこしながらさ~い~た~さ~い~た~チューリップの~♪と優しく歌う。背中ぽんぽんと手で優しく邪気を払う仕草も忘れない。

すると眠りたかった赤ちゃんは14回~32回ぐらい目の魔曲チューリップで目がトロンとしてくる。そして頭がグラグラしてそのうち胸に顔を埋めてくる。

こうなってからが勝負。ガッツいて眠らせたらおじゃんだ。

めちゃくちゃ優しい小さな声でチューリップを歌う。

 

いいか、聞いたままなんだ。聞いたままってのが重要なんだ。

チューリップが”咲いた”んだ。疑問に思うな。チューリップは咲くからお花なんだ。知ってるだろ?だからお前のチューリップはもう”並んでる”んだ……。

 

チューリップは”赤、白、黄色”ッッ!!!!!そして君は胸の中!

もう遅い!くらえ!!「チューリップの歌ぁぁぁ!!!」

 

そんな気分でチューリップを小さく小さく歌う。ちょっとずつで良い。ちょっとずつチューリップを歌ったら……。たまに眠る。

たまに眠ってくれたらこっちのもの。もう数分はチューリップを食らわせながら抱っこして眠る。ここで油断して布団に置いたら終わりだ。全てが無駄になる。

 

もういいかな?なんて心のなかで問いかけてそっと布団に置く。そっと。

すると赤ちゃんは10分~20分ぐらい寝てくれる!!!!!

この時間のありがたさ。子育てをしている人なら理解できるであろう。

 

このブログもその間に書いてある。チューリップ連打で20分ぐらい寝てくれたが、おしっこで起きたのでオムツを替えて抱っこ。

そしてこのブログでは紹介してない「魔の手」で寝かしつけて続きを書いている。

赤ちゃんを寝かしつける行為は本当に難しい。昨日までの常識が今日では通用しないあたり成長を感じさせる。

 

チューリップも24歳ぐらいなったら聞きたくないだろう。音楽サイトでチューリップ聞きながら通勤してる人とかめったにいないと思う。俺もおじさんだが「よしいっちょYou Tubeでチューリップ再生してビール飲みますか!」ってならない。

帰ってきたらお父さんが眠る前にチューリップ歌おうねって17歳の子供に言ったら危ないお父さんに早変わりだ。

チューリップの賞味期限は短い。でもチューリップは今歌いたい歌ナンバーワンだ。

俺はあと何回チューリップを歌えるんだろう。赤ちゃんほんまありがとう。