タコの卵

どこまで我慢するのが身近な恐怖なのか

東京都文京区湯島のサカノウエカフェかき氷は岩塩とエスプレッソの使い方がわからない!

夏といえばかき氷

 

美味しいかき氷を目指して東京都文京区湯島のサカノウエカフェに足を運んだ。

sakanoue-cafe.com

 

かき氷界隈では人気店らしく平日の夕方頃にたどり着いたのにすでに行列。

暑い地獄のような東京で外で待つ。待っている間にも客足は引かず、どんどん待ちの並びが凄くなる。

こんなに暑い日はかき氷でも食べたくなるが、並んででも食べたくなるかき氷。

どんだけ人気なんだよ!って思いながら僕も並んでいる。

 

ようやく中に。

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店内はおしゃれで女子がたくさん。間違っても汗をかいたおじさんは僕ぐらいしかいない。軽い場違いを感じながらも席にすわる。

 

上野動物園から歩いてきたので足がパンパン。座れて一安心。

さっそくメニューを

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いわゆるインスタ映え的な素敵なかき氷たち。どれもこれも1000円オーバー。

かき氷に1000円以上払うのは初めてなので戸惑うが、東京の流行り店なら納得の値段化。たしかにメニュー見る限りとても美味しそうなので1000円以上しても文句はない。

 

期間限定に煽られる形でカシューナッツぷれっそを頼む。

1300円

すっげー高い。高いがカシューナッツを贅沢に使っているのでその値段になったのか。こういう所で高い!高い!と騒ぐのは野暮ってもんだろう。

騒ぐぐらいなら自分でかき氷作ったらいいのだ。おしゃれで見て美味しい食べてヒンヤリのかき氷が食べたいからここにきた!

 

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これがカシューナッツぷれっそかき氷!!!

 

ふわふわなかき氷の上にペースト状のカシューナッツが食欲をそそる。

そして岩塩とエスプレッソが添えられる。なんで??

 

曰く、岩塩をかけて味変したり、エスプレッソを最後にかけて味変を楽しんでくれ!

 

って店側からの提案らしい。なるほど。スイカに塩の理論で言えば間違ってないし、なにより奇想天外な感じが良い。意識の外からのかき氷。

 

普通にカシューナッツと氷部分を食べる。

 

非常に濃厚。まさにカシューナッツ!まるでアメリカ人が大好きな濃厚ピーナツバターを直接口に入れているかのような濃厚さ。

それでいてふんわりかき氷が口の中でシュワシュワと一緒に溶ける。

この塩梅が絶妙でめちゃくちゃ美味しい。

 

火照った体も冷えていく感じがわかる。

こんなにも濃厚なかき氷を食べたのは初めてだ。急いで食べたくないのでじっくり味わいたいが、かき氷は溶けるのである程度の速さが求められる。

sakanoue-cafe.com

うーん。美味しい。こんなにもカシューナッツは美味いのか。

いつもは酒のつまみだが、カシューナッツをペーストにすると上品な濃厚さが感じられる。そしてふわふわのかき氷。これもまた美味い。

本来のジャキジャキかき氷も好きだが、流行っているふわふわかき氷も良い。

夏はいろんな出会いをもたらせてくれる季節だと実感する。

 

ここで問題提起してくるのが「岩塩」の存在である。

 

スイカに塩をかけることによってさらなる甘みが追求できる。

それの応用なのだろう。不安になりながらも岩塩をぱらりとふりかける。

 

 

うん。

 

 

塩の味がするかき氷だ。

 

 

塩をかけすぎたか?少しも甘みが増さない。

ならばと、少なく岩塩をパラリ……

 

 

 

 

 

しょっぱいかき氷!!!!

 

 

 

なんなの!?

この岩塩。おそらしく強い。あの濃厚四天王カシューナッツペーストを全く問題にしていない。

特別な岩塩でしょう。絶対。希少な岩塩に違いない。

 

まさかと思いもう一度パラリと……

 

 

 

塩味のかき氷うめー!!!!!

 

 

いや、違う。

美味いのは間違いない。塩味のかき氷だって決して悪くない。悪くないが

 

 

 

塩かけないほうが圧倒的に美味い

 

 

なぜなのか。

岩塩のペース配分が悪いのか??それともかける場所が違うのか!?かけかた??量??本当は清め用の塩??かけるのはお門違い??

 

様々な疑問が脳内を駆け巡る。

一体何が正しいのかわからない。

それでも取り憑かれたように塩をかける。塩があるのに取り憑かれてるのもおかしな話だが、塩味のかき氷に取り憑かれたようだ。

 

本当に美味しいカシューナッツペースト部分がなかったことになるかのような岩塩。

 

恐ろしい。わからん殺しだ。初見では絶対に対応できない。

 

狼狽えながらも7割ほどかき氷を食べた。ここで登場するのがエスプレッソだ。

満を持して登場。エスプレッソをドバドバとかき氷にかける。

 

 

溶ける

 

溶ける

 

溶けたシャバシャバになったかき氷が現れる。

 

なんでぇ……

 

 

さっきまでふわふわかき氷だったのにエスプレッソのせいで、溶けたシャバシャバかき氷の誕生である。しかも見た目も悪い。カシューナッツの茶色とエスプレッソの漆黒でダークマター氷のようだ。

 

なぜこんな事に……。

 

かき氷を口に運ぶ。

 

エスプレッソの味がして苦い。

 

このエスプレッソも強い!!!!

かき氷の脇を固める岩塩とエスプレッソが強すぎる!!!

ボスより側近が強かったパターンだ!!!

 

うなりながらも残りの岩塩を自暴自棄気味に投入。

 

かき氷を食べる。

 

 

しょっぱくてにがいよぉ……

 

 

なぜこうなった!!!

あの甘い甘い美味しいカシューナッツかき氷を返して頂戴!!!!

 

サカノウエカフェの名誉のために書くが、これは完全に僕が下手なせいであろう。

たぶん。

 

本来の食べ方は5回ぐらい通ってようやく店主から教えられる秘伝の食べ方があるに違いない。

じゃなかったら岩塩とエスプレッソを利用できるようにしないはずだ。

なぜなら

 

 

このカシューナッツかき氷だけ岩塩とエスプレッソがついてくるからだ!!!

 

ほかのかき氷についてこない!!!

あまりにも試されたメニュー!

それを初見で頼んだ僕が悪い。今では反省しているし、次の機会があれば再チャレンジしたい。

 

そして知っている人は教えて欲しい。

常連からしたら

 

あちゃ~~~ここの段階で岩塩に手を出しちゃうか~~!

 

これだから素人はこわい~!

 

 

みたいな感じだろう。今ブログを書きながら思っている攻略法は

 

エスプレッソに岩塩を入れて最初に飲む

 

これで口の中が破壊されてからカシューナッツかき氷味わうと地獄から天国を体験できてギャップで凄く美味しくなると思われる。飽くなき挑戦を待つサカノウエカフェは凄い。

 

 

もちろん他のかき氷も素敵で美味しそうだった。

いかんせん人気店なので多少の行列は覚悟しないといけないが、行ってみる価値があるお店です。特にカシューナッツかき氷の岩塩とエスプレッソに挑戦してみてほしい!

 

店名 サカノウエカフェ店名 サカノウエカフェ
お問い合わせ 03-5817-4767
住所 東京都文京区湯島2-22-14 ビュークレスト御茶ノ水 1F
交通手段 千代田線湯島駅徒歩5分
湯島駅から338m
営業時間 [月~金]11:00~19:30(L.O.19:00)[土・日・祝]11:00~19:30(L.O.19:00)
日曜営業
定休日 月曜日