とにかく疲れていた。
久しぶりに徹夜で漫画を読んでしまった。
トレーニングの筋肉痛もすごかった。
外出での疲労もあった。
とにかく疲れていた。
なので肉を食って回復しようとした。
肉を食べたら回復するかどうかはわからないが、気持ちは良い。
肉をいっぱい食べたらどうにかなりそう!って感じはする。
なので
肉を食べる事にしました。
買った肉は
・ラム肉スペアリブ(半額)
・牛肩ローススライス
・豚ステーキ
羊、牛、豚とお肉三国志状態。
狙って肉の種類をわけたわけではない。なんとなく体が食べたい肉を選んだ状態だ。
まずは豚から焼く。
塩コショウをかけて焦げ目がつくまで焼く。
肉の焼き方は無限にあるが、基本的にどうやっても美味しいと思う。
しっかり焼けば美味いし、レアでも美味いかもしれない。肉の旨味を逃さない焼き方!!!みたいなのに拘る必要はないのでは??
正直焼いた肉はタレですべて解決すると思っている味音痴なので肉を焼くときのストレスはない。
焼肉屋さんで食べる時も、全然自分で焼きたくない。
焼かれた肉が置いてあるか、誰かが焼いて欲しい派である。
理想は宮崎にあるこの店だ。理想郷。
豚肉が焼き上がったのでラム肉のスペアリブを焼く。
ラム肉のスペアリブ。
半額だから買った。それだけの理由だ。
ラム肉の油は人間に吸収されにくいらしくダイエット肉としてオススメらしい。
しょうゆ、みりん、さけ、にんにく、しょうがを混ぜたタレで煮込んで行く。
スペアリブは昔歯磨き粉を隠し味に入れる!ってのを聞いたことがあるが、なんのために入れるかわからないから隠し味なんだろう。
スペアリブは基本的に家で食べる用の肉じゃあない。
BBQで食べがちだ。
手で骨を掴み、かぶりつく。自然に身を任せて豪快に食べる肉だからこその旨味がある。家だとちまちま周りをこぼさないように食べるしかないので少し気が削がれるが、「あとで吹けばいいさ!」と少年ぽく食べればいくぶんか美味しい。
この時点でまぁまぁ疲れている。
疲れているから肉を食べたいのに、さらに肉を焼くからもっと疲れる。
しかし、焼いた肉を腹いっぱい食べれる!と思えばこの疲労さえも調味料だろう。
この気持は自分で作る自分だけの採算度外視のごちそう料理だから。
誰かのために作る料理だとそうはいかない。しかも毎日。
最近問題になっているのが、恋人がお腹空いたので
「そうめん”で”いいよ」「簡単にとんかつとかでいいよ」
ってのが問題になっている。
「そうめん で いいよ」とか「カレー で いいよ」と言われる度、「が」を使え!と教えこんで、最近ようやく旦那も使わなくなったな
— アドセンスクリックお願いします (@ccroheshiheshi) June 27, 2018
6歳児は天然たらしなので「お母さんのご飯はなんでも美味しいよ、カレー作ってくれたら嬉しいなあ美味しいから僕めっちゃ喜んじゃう」って所まで来てしまった
この気持は非常によくわかる。
僕は毎日料理を作っているわけではないが、基本的に作るのでわかる。
旦那としてはそんな気持ちで言ったわけではない!って気持ちもわかる。
両方の気持ちもわかるけど、作るほうが面倒くさいのは確かだ。ちゃっちゃと作って~とか言われるとハイキックかましたくなる。こうやってすれ違い不仲になっていくのは避けたい。2000円あげるからそうめん作って~なら良い。どちらもグッドだ。
じゃーん。
豚肉と羊肉の完成。
どうだろう。おじさん適当料理にしては美味そうでないか。
一口豚を食べる。
濃ゆすぎる味付けに笑みが溢れる。これはドンブリご飯が必要になる味付けだ。中高生に食べさせたら一発でおじさんの虜にできる自信がある。
スペアリブの方も油たっぷりでヤバイ。人間に吸収されにくいとかのレベルを超えて油ギッシュ。そしてしっかりと”肉”。美味しい。手がベトベトだが嬉しい。
こうなってくると食べながら美味しく飲むしか無い。
麒麟の一番搾りだ。
普段はクリアアサヒ。クリアアサヒ党だが、たまには気分を変えて高いビールなんか飲んじゃったりする。
一番搾りは濃ゆい系のビールなので濃ゆい味に対抗しようとする。
美味い。高いビールは美味い。クリアアサヒももちろん美味しいけど、たまには一番搾りだって美味しい。
飲みながら残りの牛肉を焼く。
どかんと思い牛肩ロースをフライパンに。
単純に焼きまくる。
豚と羊と違い、牛は汁が多く出る。アクも焼いているのにめちゃくちゃ出る。
牛は難しい。焼くのも難しいし食べるのも難しい。どうあがいてもステーキソースをかけたら全部同じ牛肉に思えてしまうからだ。
もちろん高い牛肉を食べたことがないわけでもある。
テレビに出てくるような超高級肉を食べれば違いがわかるかもしれないが、そんな機会はこのブログが超人気になってPV凄くなってしまえば可能だろう。みんな読んでくれてありがとう。
最初に塩とかかけても、汁が凄いから意味ない気がしてくる。
牛肉の味付けはいつだってステーキソースか焼き肉のタレばっかりだ。
牛肩ロースは焼き上がってくるとマグロのように光ってくる。銀沢とでもいうか。なんというかとにかく光って見える。見えるよね?
汁は無限にでるのである程度水気を飛ばしたら盛り付けにかかりたい。
豚肉を食べつつ一番搾りを飲みつつ焼く。キッチンドランカー。こうなるとは中学生の時に思いもしなかった。
焼き上がった牛肉とコーン。
皿いっぱいの牛肉にコーンの缶詰のコーン。
コーンが好きだ。
グリーンジャイアントのCMを幼い頃によく見ていた影響なのかコーンの缶詰に関しては絶対の信頼感を得ている。絶対に”この味”を裏切らない。良い意味でブレないコーンが好きだ。
肉の付け合せには
・ポテト
・野菜
・コーン
これぐらいだと思われるが、やっぱりコーンが欲しい。コーン特有の甘みで油でベトベトの口を爽やかにしてくれる。
思えばアメリカの漬物的な、たくわん的な存在はコーンじゃないだろうか??
すっごく爽やかな存在に思える。
そんなアメリカに思いを馳せる中年にはこのビールが似合う。
実際にはオランダのビールだが、海外ビールって事で許してくれ。
ハイネケンはジョジョの奇妙な冒険でお馴染みのジョジョ飲みビールでもある。
ビール缶の側面にペンで穴を開けてそこからごくごく飲むやり方だ。
もちろん真似した。
ハイネケンが焼肉のタレ味の牛肉に会う。サイモンに対するガーファンクルのように。
これ以上ない組み合わせだ。
このまま肉を食べ続けて食べ続けてビールを飲んで幸せな時間を過ごした。
休日の夜。明日は仕事って夜だ。嫌な時間帯だが、美味しいお肉とビールがあれば多少なりともご機嫌になる。
本題の疲れはとれたか???
今ブログ書いているので元気いっぱいだ。疲れなんておととい来やがれだ。肉飲んでビール食べる!矛盾も気にしないオーラ力も跳ね返す単純なパワーが得られた。
みんなもたまには腹いっぱい肉食べてみて。とっても美味しいから!
疲れもたぶんとれたりとれなかったりだ!いいから肉食べろ!
東京行くのでオフ会みたいな飲み会します。