コーヒーが好きなのでよく職場でも飲むんだけど、
普段はコーヒーメーカーで飲んでいる。自宅では
ゴールドフィルターで淹れたとても美味しいコーヒーをいただいてるわけですよ。
職場では普通のコーヒーメーカーでコーヒーを楽しんでいるんだが、
新年早々コーヒーを誰も買ってないって事件が起こってコーヒーが飲めなくなった。
こいつは困った。
まず出社してコーヒーを一杯、食後の一杯、夕方頃に一杯とだいたい2~3杯はコーヒーが飲みたいマンなので困った。
困ったが、いただきもののスターバックスドリップコーヒーがあるのを思い出し、それでコーヒーが飲める!意気揚々と作り始めたのだが、それが地獄のはじまりだったのです……。
「スターバックス オリガミ®」は、最適な豆の挽き具合や分量を徹底的に追求し、
香り豊かなコーヒーを特別な器具を使うことなく手軽に味わえるドリップタイプのコーヒーです。
新しく加わった、スターバックスの香り豊かなコーヒーをぜひご体感ください。
徹底的に追求された香り豊かなコーヒー!!
みるからにスターバックス!!!って感じを出しているデザイン。
スターバックス感を全面に出したいのなら合格だろう。良く利用しているので安心感もある。
日本の文化”折り紙”のように
手づくりのぬくもりや精巧さを感じさせるペーパードリップで
スターバックスのおいしさを1杯ずつ大切に包み込ました。
なんとも期待感を煽る説明……。この「とじこめた」とか「包み込んだ」とかに弱い。美味しさを逃がさない!とか凝縮させた一杯!とかにもてんで弱い。
しかも商品名がスターバックスオリガミ!!アメリカと日本の融合コーヒーか。
意味はわからんがスターバックスコーヒーがオリガミ感を押し出しているのはわかる。
中身はこれ。英語だらけでオリガミ感がゼロ。PIKEPLACE。
もっと鶴とかあればオリガミ感あるけど、鶴とコーヒーが合体した所見たことないので鶴コーヒーとかになりそう。
コーヒーの入れ方が箱にも書いてたけど、1パックの袋にも丁寧に書いてある。
ブラジル、グアテマラ、他
から作られた美味しい美味しいコーヒーなのだろう。
コーヒーと言えば南米のイメージだ。ご丁寧に挽き方:中細挽きまで書いてある。嬉しい人には嬉しいだろう。
これがスターバックスオリガミ。まったくオリガミ感はない。ゼロに等しい。
STARBUCKSって文字が入ってなかったらどこのドリップタイプコーヒーかもわからん。
オリガミ感を探せ!
上からオリガミ。
説明通り開く。
ってか開かないドリップタイプコーヒーはない。開かないとお湯が入れれないからね。
もしかしてこの「開く行為」が「オリガミ」アピールしてるんじゃあないよね??
スターバックスさん見てるか???この開く以外に折ったり曲げたりする行為いっさいないけど本当に”オリガミ”アピールしたいのかな。。。
オリガミをマグカップに装着。
なんかやたらデカイ。大事なのは味よ。コーヒーそのものの香りや味が大事。
たしかにドリップタイプコーヒー業界は「入れやすさ」の呪縛から離れられないけど、やっぱり大切なのは美味しさだからね!
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ここで1つ給湯器のお湯の入れ方について説明したい。
このタイプの給湯器を見たことある人はいるだろうか?
一件普通の給湯器のようだがちょっとしたコツがいる。
普通にホットの所を押してもお湯が出ないのだ。
冷水の所は押すと冷水がでる。わかりやすくシンプルだが、お湯はでない。
火傷の危険性もあるためか、
上部のツマミを押しながら下のホットを押さないといけない仕様になってるのだ。
これが面倒くさいが慣れればどうってことない。どうってことないが今回のドリップタイプのコーヒーでは地獄を見ることになる。
見て欲しい。
一見普通にお湯を入れようとしている図だが、おかしいところに気づくはずだ。
片手でお湯を入れないといけない状態!!!
非常に危険だ。もう1つの手はマグカップを持たないとダメだ。置く所がないので必然的に持つことになる。
空いた手でお湯を入れることになるんだけど、親指で上部のツマミを押しながら人差し指中指でHOT部分を押すテクニカルな操作を求められる。
HOT部分は少し強めに押さないといけないので指で押すというより、指で開くパワーが要求される。とにかく集中力が求められるのだ。
では、深呼吸してドリップタイプコーヒーにお湯を入れる!!!
おぉぉ……慎重にお湯をだす。チョロチョロとお湯が出る。
よし。だったらイケるぜ!!
ほわ?
あっちゃあああっっっ!!!!!
熱っっ!!!!
あちゃたあああああああ!!!!!!!
恐れいていた自体が起こった。
お湯が跳ねる。お湯が跳ねるのだ。
熱湯が出ているので最新の注意を払っているが、跳ねるお湯までは注意できない。
この熱さで油断し、右手のコーヒーをこぼしたら地獄。
この熱さで左手が火傷しても地獄。
お湯の勢いでドリップタイプコーヒーがズレて手に墜ちても地獄。
地獄の三丁目!!!
ここまで来たらコーヒーを諦める選択肢はない。もう飲みたい。左手熱いし。
熱湯に対する勇気なんて持ち合わしたくないけど、それでも振り絞って……
あああああつううううううううううううううう!!!!!!
アーーーーーアツイアツイ!!!!アツゥ!!!!
めっちゃお湯跳ねるんだけど!!!
スターバックスオリガミいい加減にして!!!!
超お湯跳ねる。俺熱い。お湯熱い。俺も熱い。
ああああああああああああああ!!!!
左手がマジで地獄。熱すぎてコーヒー持ってる右手もプルプル震えて地獄。
美味しいコーヒーが飲みたかっただけなのに……なんでこんな事に。
ハッキリ言うと、凄く入れづらい。
ドリップタイプコーヒーは給湯器で入れるように出来ていない!!!!
ものすごくコーヒー入れるのに向いてない機械!
ドリップタイプコーヒーを給湯器で入れようなんて思わない人類になって欲しい!
たしかにドリップタイプコーヒーにはヤカンっぽいビジュアルの物でお湯を入れてねって書いてるけど、ヤカンとかないよ!!!ガスコンロもない!
お湯は給湯器でしょ!
まさに、ないないねだりでドリップタイプコーヒーを欠陥商品のように言ってきたが、説明書にはちゃんとヤカンみたいな奴で入れてねって書いてるのだ。
なのでドリップタイプコーヒーに罪はない。
罪は
お湯が入れづらい給湯器にある!!!!
ギルティ!!
なんで冷水は押すだけで水出るのに、お湯は二段階ふまないとお湯でないの!
いやあああああああああ!!!!!!熱いのいやぁぁぁぁぁ!ってなるよ??
給湯器メーカーちゃんと考えてね?
お湯も普通にだそうね?
左手は幸い火傷しなかったけど、コーヒーをこぼすかもしれない恐怖&ドリップタイプコーヒーがズレて手に落ちて大火傷する恐怖&左手が熱い恐怖とも闘い抜いたコーヒーができました。
味は美味い。美味いに決まってる。
こんなに緊張してコーヒー入れたの生まれて始めただよ。はぁーはぁー!とか言いながら給湯器前で中腰で「あつっ!あついぃ!!!あつっ!」とか言ってる中年男性とか妖怪よ。妖怪コーヒー美味いよ。絶対に美味い。超美味しい。
なんというかドリップタイプコーヒーの宿命かもしれないけど、ちょっとずつしか入れれないさ?ちょっと入れたらお湯で一杯になるから少しまって無くなったらお湯を入れるみたいな。
そのせいか「ぬるい」んだよね。ぬるめのコーヒー。
左手以外は熱いコーヒーが好きなんだけどぬるめのコーヒーも悪くない。悪くないけど熱いコーヒーが好きかなぁ……。香り?香りはそれはもういい香りするわよ。とても気品漂うスターバックスコーヒーのいい香りが。
でも額に汗かいて深呼吸を何回かして3段階の恐怖と戦うまでして嗅ぎたい香りか?って言われたら困る。
今風に言えば「左手熱いが香りはgood」だろうか。言うな。
みんなはドリップタイプコーヒーどうやって飲んでるの?
給湯器でドリップタイプコーヒーは入れづらすぎてしにそうになる。地獄よ。本当に。左手芸よ。あつぅ!!!ってなるから。やっぱりヤカンタイプの入れ物で作ってるんだろうなぁ。
みんなも一回で良いからお湯が出づらい給湯器でドリップタイプコーヒー入れてみて。
価値観とか人生観とか全く変動しないし変わらないけど手が熱いのだけは約束するから。

スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?
- 作者: ジョン・ムーア,花塚恵
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2014/04/17
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