心霊や霊感に関する僕の見解は
上記の過去エントリーで語らせてもらった。
基本的に娯楽であり、楽しむもの。本気になったりすると痛いぞって感じ。
幽霊や心霊現象ってのはそもそも何だろうか?
ざっくりまとめると
・いるはずのない人がいる
・聞こえるはずのない声が聞こえる
・見たことない化物が出てくる
・物が勝手に動き出す
・体が動けなくなる
みたいな感じだろう。
このブログを読みながら後ろから「死にたくない…」とか呟かれたらこっちが死にそうになるし、満身創痍で怪我だらけの女性が部屋の片隅に現れたら誰だってビビる。
俗にいう金縛りってのも怖い。慣れてる人は「あぁ…くるな」ってな具合でわかるらしい。慣れたくないけど恐ろしい話だ。金縛りの時に首がない幽霊とか出たら…とか妄想すると怖くて眠れない。
よくあるシャワーしてる時に後ろの視線が気になるけど振り向いたら…ってのも怖い。
ベットの下に斧を持った男がいる都市伝説を初めて聞いた時は身の毛もよだつ思いをした。よくもこんな恐ろしい話を作れるもんだと。
激ヤバ心霊スポットに何回か行ったこともある。若気の至りだが、1人でヤバイ場所も行った。その時は死ぬほど怖くて泣きそうだったが、心霊スポットを克服した!攻略したぞ!って浅はかな気持ちが勝り、そんな馬鹿な事もしていた。今になれば行っても行かなくても良かった。
幽霊の正体見たり枯れ尾花
こんな有名な言葉が古くからある。
幽霊だと思って恐れていたものが、よく見たら枯れたススキの穂だったってことわざだ。
ジェイソンもよく見たらガタイの良い人がマスク付けてるだけだし、
貞子は髪の毛手入れしてない女性だし、伽椰子は四肢に障害を抱えた傷だらけの可哀想な女性。
テケテケはいらない下半身から解放された上半身専門に攻めるグレコローマンスタイルの人だ。
小さい頃はわかる。幽霊が見える人は人気だった。高校生はまだ許せる。アイデンティティがまだまだ確率してない人だっている。しかし、大人になっても
幽霊が見える
って言う奴はある意味病気だ。早くみんな白い目でみてる事を悟ってくれ。
早くしないと汐の声みたいに恐ろしい事になるぞ…
汐の声に登場する世にも恐ろしい大人顔子供…
本当は幽霊なんかいない。みんな目の錯覚や気のせいなのだ。
それでも見える人がいるのは事実。本当に見えたの!!いたの!って真剣に語る人を頭ごなしに否定するのは酷なことかもしれない。
ためしてガッテンという番組でやってたが、レビー小体型認知症の人が見える世界がまさに幽霊の見える世界だった。
上記の画像をみるとギョッとしてしまう。まさに思い描いた幽霊が見える人視点の絵だ。
レビー小体型認知症の方は幻視で上記のような恐ろしい物が見えてしまうと言う。
みんながみんな、幽霊が見える人は病気って言ってるわけじゃないけどね。
以上を踏まえた上で、それでも幽霊や心霊現象に悩まされる人はどうしたらいいのか??
病院に行け!とか突き放した言い方はしない。だって世の中には不可解な事は起きてしまうかもしれない。僕だって怖いもんは怖い。夜寝てる時に天井に誰か張り付いて見てるんじゃないか?って妄想をしたが最後。もう気になって仰向けでは絶対眠れない。ずっと天井を見続けてしまう。
上記は以前までの僕。
今はまったく怖くない。そんな妄想は妄想でしかないと割り切れるようなった。
心霊スポット?なにそれ?そんなもんあるわけないしパワースポット何か知ったこっちゃない状態だ。
何故なら霊能力者とか本当にインチキってのもわかったし、幽霊は本当にいないってわかったからだ。
僕のように世の中にはまったく幽霊や心霊現象に悩まされる事がない人の方が大多数だ。
それでもまだ、幽霊や心霊なんかに惑わされる人達に送るのが今回の趣旨。
解決策はただひとつ、現実だけをみる。
現実を見てる人は霊現象など全く問題にしない例を
山岸凉子先生の「私の人形は良い人形」で説明する。
わたしの人形は良い人形―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
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あらすじ
時は戦後。「千恵子」の転がっていったまりを拾おうとして、進駐軍のジープにぶつかって「初子」が死んでしまう。千恵子の母親は、仲の良かった初子に千恵子が連れていかれないように大事にしていた市松人形を副葬品として初子の家に預けるが、そのかいも虚しく千恵子も死んでしまう。実は人形はもったいなく思った初子の祖母が隠したのだった。
やがて、初子の父母が人形によって殺されるが怨念は浄化されず、呪いは初子の妹の姿子の娘・陽子へと受け継がれる。引っ越しの際見つけてしまった人形によって、何度も殺されそうになる陽子。そんな彼女の前に現れたのは、千恵子の甥(血のつながりはない)の陽(みなみ)だった。
なんとか陽によって陽子は助けられるが、身代わりとして彼女の同級生が死んでしまう。
何とも恐ろしいストーリィで何度読んでも怖い。
遅いかかる人形の描写に迫力があって、ヒィ!となってしまう。
躍動感が凄すぎる!!
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しかし、待って欲しい。上記のあらすじに出てくる「初子」は何故恐ろしい人形に襲われなかったのか??順当に考えれば初子にも災いが訪れるはずだが、初子だけは呪いから蚊帳の外なのだ。何故なのか?みんなこの人形に関わる女性は不幸な目に合ってきたのに初子だけが無事。
しまいには初子の娘が襲われてしまう。何故だ??
霊能力者で凄いパワーをもっているジョルノみたいな陽ですら
こんな事を言ってしまう凄みが初子にはあるッ!!
いったい陽まで信頼してしまう初子のパワーとは!?物凄い霊能力者なのか!?強キャラの守護霊がいるとか!?謎が深まっていく。
そしてその答えが明らかになる。
きみのお母さんはしっかり現実だけを見つめている人のようだからね
だけどその精神が知らず知らず危険から身を守ったんだよ
な、なんだってー!!!
霊能者の陽が現実見つめてる奴最強って認めていいの!?!?
霊感があったら駄目って事じゃん!意味がわからないよ!?
とりあえず、しっかり現実だけを見つめている事が、恐ろしい人形に対する唯一の対処法だった…。
いったい全体どういう事!?しっかり現実だけを見ている人はこの手の霊現象に無敵って事なの!?
どうやら無敵らしい。
恐ろしい市松人形も初子だけは恐れていたことがわかる。
最後まで初子は無事だった。
恐らくこれからも幽霊や心霊といった類からは無敵だろう。
この話でわかる事は、幽霊とか心霊現象を本気にするな。
しっかりと現実だけを見ろって事!
幽霊が人を殺した事もないし心霊現象で何かなった事もない!!!
ハッキリと断言する!
もしかして…とかない!圧倒的な現実は目の前にしかないのだ。
別の話でも似たような事を語っている
ああいったモノに感応しない強靭な精神!それが大事なのだという事に
幽霊とか心霊とかに本気になるのやめーや!!って事だ。
霊能力何かないし幽霊なんかいない。二度目だがハッキリと断言する。しまくる。
現実だけを見て生きて欲しい。そうすれば恐ろしい怪現象なんか屁でもない。
怪しい霊能力者なんかに頼るのもやめろ。
もっと現実みろよ!霊能力者が救ってくれるわけないだろ!!
じゃないとあなたも良い人形に襲われて大変な事になるかもしれない…。
みんなも初子のようにしっかりと現実を見つめて生きていこう。
そうすればこの先、呪いの良い人形が来ても良い人形のままだし、貞子が来ても美容院に案内できる。伽椰子が来ても病院に連れて行ってあげるし、テケテケなんかバリアフリーだ。着信ありは最寄りのauショップやdocomoショップに案内までする。
ひとりかくれんぼにいたってはそもそも隠れない。ひとりだ。
現実だけを見れば怪現象に対して人は無敵。グリフォンマスクのように無敵で行くぞ!