もう語る必要がないぐらい大人気映画になっている「シン・ゴジラ」。
たいするはハリウッドが誇る人気作の続編。映画館でしつこいぐらい予告を流されていてちょっとうんざり感がある「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」。
「シン・ゴジラ」は話題持ちきりで色々と論争させる映画なのがわかる。
たいして「インデペンデンス・デイ: リサージェンス」で揉めてる人は見たこと無い。いるかもしれないが、僕の周りには観た人さえ少ない。
あの「インデペンデンス・デイ」の正式続編なのに!!!
少し悔しかったので強い!怖い!と言われているシン・ゴジラのゴジラよりインデペンデンス・デイ: リサージェンスに出てくる女王の方が強いんじゃないか?って思ってるどうしようもない僕に付き合って欲しい。
そしてネタバレもあるから観てない人は見ないで欲しい。
クイーンエイリアン
見た目は完全にエイリアン2にでてくるクイーンエイリアンだ。もろパクっている。
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そしてかなりデカイ。
宇宙船に乗っているんだけど、その宇宙船もめちゃくちゃデカイからとってもデカイ。
今回の宇宙船は全長4800Km!地球が半分ぐらい隠れるでかさだった。アホか。
そして女王が乗っている個人の宇宙船みたいなのがドデカイ宇宙船からスポッと外れて飛んで行くから恐らく4kmぐらいの大きさ。
それでも4kmだよ4km!!でかすぎる。適当に4kmとか言ってるけど公式じゃないからそこら辺は許して欲しい。
その4kmに乗っている女王は宇宙船より流石に小さいけどめちゃくちゃデカイ。
何メートルなのかわからないが怪獣!?って思うぐらいデカイ。
そのデカイ女王が凄い勢いで走り回る。普通デカイ怪獣はゆっくり歩くのが常識みたいな所があるが、めちゃくちゃ早い。機敏。
そしてレーザーも出せる。手に光線銃みたいなのを装着?持っているのかわからないがとてつもない威力の光線銃を装備している。そしてクイーンエイリアンよろしく触手みたいなのもいっぱい。
1番ヤバイのは至近距離の核弾頭爆発に耐えるバリアーだ。
映画で核弾頭搭載機が女王の乗っている船に入って爆発する。
これでTHE END!やった!って思ったら女王は自分にバリアーかけてて全然無事。
自分にバリアー!!!!!
このパワーワードは喜んでしまう。バリアーがある限り核弾頭もへっちゃら。
バリアー凄すぎない??核弾頭が効かなかったら地球の兵器何も効かないことになる。
女王最強!!!
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1番でかいゴジラ
今回のゴジラは今迄のゴジラの中で1番デカイらしい。デカイは強い。強いはデカイだ。そして顔も凶悪。もちろん通常兵器もまったく効かない。ほぼ無敵だ。
米軍の爆撃は多少痛かったみたいだが、基本的には効いてない。怒ったゴジラは放射熱線で反撃して東京を火の海にする。
放射熱線が今回のシン・ゴジラで最大の見せ場って人も少なくない。
今まではバー!!!って感じで出してたけど、今回は
バー!!!から収束して一点集中……ピイイイイイイ!!!!って感じ。
力を一点に集中させ何でも焼き切るレーザーみたいな感じになってる。
そしてそれが口以外の背中やシッポからもでる。360度攻撃だ。まさに破壊者。
こんなのどうやって倒すの……?モスラとキングギドラいないと無理だよ><
って顔になるぐらい強くて怖い。リアルな現実社会にめっちゃ嘘が紛れてるから混乱してしまう。
ゴジラVS女王
体格はほぼ互角。ゴジラが若干でかいか??
機動力は圧倒的に女王が優っている。ゴジラは鈍いので後ろに回りこまれてボコボコにされる可能性がある。
しかし!!ゴジラは背ビレからも放射熱線が出せる!!!!フハハハ。今回のゴジラにスキはないぞ!
バリアー
あっ…。
女王には核弾頭も耐えるバリアーがある。ゴジラの放射熱線であのバリアーが破れるとは思えない。
だってシン・ゴジラでは核弾頭ミサイルでゴジラを倒そうとしていた。実際に倒れるかはとっても疑問だが破壊力に関しては地球上ナンバーワンの攻撃力だ。
なのでバリアーを破らぬ限りゴジラに勝ち目はない。
一点集中放射熱線を同じ箇所に連続して当て続ける事によってバリアーに穴が空いて……みたいな展開は凄くありがちで映画みたいだけど、映画だからありうるかもしれない。難しい判断だが、女王が勝つだろう。
なにより女王に現実味が無さ過ぎる。
今回のゴジラは関東限定に出現している。皆が見たことある町並みやビルを破壊しまくるのでリアルな恐怖感が身近にある。ゴジラは感じる身近な恐怖だ。
インデペンデンス・デイは現実感全く無い。月に基地とかあるし、破壊される街は日本以外の世界だ。日本も被害を受けている可能性はあるが、今回はそんな描写がない。
現実感はスケールが小さければ小さいほどリアリティが増す。
全世界より関東の方が日本に住んでいる日本人にとっては現実感が凄い。
そして出演する俳優が日本人だとなおさらグッと画面にリアリティが出てくる。
映画「ルーシー」で韓国系マフィアが登場するが、登場シーンがめちゃくちゃ怖かった思いがある。なぜなら韓国系や中国日本のアジア系は似ているから親近感を抱きやすい。昔の香港映画でクンフーを使って闘うシーンにもあった。
腹をおもいきり殴られて口から血が出るシーンは未だに「痛み」を連想させるシーンとしてはナンバーワンだ。ホステルとか拷問系グロ映画でも痛いぃ!ってなるが言うほど痛くない。なぜなら外国人、白人なので何処か他人事だからだ。
だから今回のシン・ゴジラでも現実感が圧倒的にある。実際にゴジラがでたとしたら?と妄想させるには十分すぎるほどの説得力がある。日本が舞台で日本人で、しかも会議が日本ぽいらしい。実際の閣僚会議を身近に見たことないが、確かに日本ぽいと感じた。
映画「クローバーフィールド/HAKAISHA」は正体不明のでかい怪獣を逃げ惑う市民がカメラ撮影した映画だ。政府が作戦とか怪獣に対してどうするか?なんてわからない。
逃げ惑う側の視点ってのは普通の視点だ。僕らだ。
もし突如怪獣が現れたらパニックになって逃げ惑う。その視点こそがリアルだ。でも現実感凄い!とかリアリティあるぅぅ!とかクローバーフィールド観て一切思わなかった。やっぱりニューヨークだからか??アメリカ人だからかな?
ハリウッドゴジラも現実感なんて一切なく、普通に怪獣映画だった。
だけど、シン・ゴジラは現実VS虚構って言うぐらい確かに考えさせられる面がある。
じゃあシン・ゴジラはクローバーフィールドの政府視点映画って言えるのかもしれない。クローバーフィールドでホワイトハウスにカメラを向けてアメリカ軍やアメリカ政府の作戦や攻撃を見れば現実感がわくのかな。
そもそも僕はシン・ゴジラの作戦シーンとか内閣府の動きとか実際に見たこと無いし体験した事無いので現実味は薄かった。日本的!!日本ぽい!とかいうけど海外の作戦や海外の政府の動きとか違うのか?見たこと無いからわからん。映画的に違うと言うことかな。無人在来線爆弾も盛り上がってるが、地方民にとってはわからない。
無人ゆいレール爆弾!とか言われても……ってなる。
嘉手納基地から戦闘機と爆撃機が!!!ゴジラに向かっています!はめちゃくちゃ現実感ありすぎて怖い。
ゴジラは圧倒的に現実だった。ゴジラはデカくて強くて怖い。
関東、東京を何処も見てない目でズンズンあるいて凄味がある。あれが首都東京だから共感も呼びやすい。日本人がいない所にゴジラが出ても怖くない。
そしてインデペンデンス・デイの女王はぶっちゃけバトルスーツなんだけど、アホみたいな設定が好きになった。アメリカ版ゴジラはインデペンデンス・デイだ。
クローバーフィールドみたいに東京のいち市民がスマホでゴジラを撮影して逃げ惑うシーンを撮り続ける映画に現実感があるのかないのか。
そもそも、海外の人がシン・ゴジラを観て現実感を抱けるのか知りたい。
まだまだ映画やってるので是非とも劇場に観に行ってね!
シン・ゴジラめちゃくちゃおもしろいよ!