いやー!ヤマシタトモコ先生すっごい漫画書いちゃいましたね!
背筋がゾッとする呪いを描く
ヤマシタトモコ先生の最新シリーズ
さんかく窓の外側は夜
書店員の三角は、昔から不気味なモノを視てしまう体質で、除霊師の冷川にその才能を見い出され、無理やりコンビを組まされてしまう。
冷川はすご腕ではあるが、情緒や生活能力に欠けており、お茶出しや「空気読み」など三角の出番は多い。
そんな中、ある殺人事件に遭遇し…。
日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を見つけてはズバリ解決、凸凹コンビの霊感エンタメ!
こいつが怖すぎる。いつものBLかと思ったら異色のホラー。
ホラーって言ってもBL絡みつつホラーでしょ?って読む前までは思ってたけど
普通に怖い
読んだあと夢に出そうでちょっと眠るの怖くなったレベルなのだ。
謎の除霊師とコンビを組むことになった三角のドタバタ心霊コメディかと思いきや、登場する幽霊が結構怖くてゾクゾクする。
幽霊ってこうだよな
主人公の三角は幽霊がバッチリ見える体質なので、部屋に案内された時も
こんな感じで見えてはいけないものが見えてしまう。
こんなの絶対幽霊でしょ。壁向いてるの大好き人間とか逆に怖い。
仕事は本屋だけど、仕事中も容赦なく幽霊見ちゃう。
めんたま真っ黒とか最悪に怖い。ンボボボボを思い出す。
除霊師と三角は依頼された除霊をこなしていくんだけど、ある殺人事件に関与してからストーリーは大きく動き出す。殺人現場に残された謎の呪い。そして幽霊達が恨めしそうにつぶやく
「非浦英莉可」
謎のキーワード。そして呪いの現場が…。
この、呪いの現場シーンがめちゃくちゃ怖かった。洒落怖等でたまにみる
日常会話に組み込まれて普通の会話に見えるけど、実は呪いの言葉だった
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これを初めて見た時の衝撃みたいな。後味が悪くなる感じに似ている。とにかくにもこのシーンは超怖かったので是非とも見て欲しい。
絶対に助かることはありません
道を尋ねる普通の会話の中にとんでもなく恐ろしい言葉が組み込まれていく。これが呪いなのか…。
こわっ!!!
正直読みながらゾッとした。怖すぎる。
三角と除霊師の凸凹コンビも面白いが、呪いの「非浦英莉可」も気になりすぎる!
面白い怖い漫画に飢えている貴方にお勧めの一冊だ。