沖縄のどら焼きが売っていた。
沖縄でどら焼きが売っていたんじゃあなくて沖縄どら焼きが売っていたのだ。
これが沖縄どら焼き。
沖縄どら焼きを紹介する前に一言言っておきたいことがある。
和菓子を何でもかんでも
紅いも
黒糖
にアレンジして沖縄お菓子にしすぎ!!!!
簡単じゃん!紅いもと黒糖にしたらどんなお菓子も沖縄かよ!もっといろいろあるでしょ?沖縄なら?言いたいことはいろいろあるんだけど、とりあえず沖縄どら焼きを紹介します。
作りが雑でしょ!!!!!!!!!
味は見た目通りの味。
沖縄感を全く感じない。なんか甘いモソモソしたの食べた気分。
ハッキリ言って普通のどら焼きの方がいい。あんまりな沖縄どら焼きだった。
沖縄和菓子業界はあかんよ。何でもかんでも紅いもやら黒糖だったら喜ぶんでしょー!!とか思ってるフシがある。そんなの絶対だめ。
もっと沖縄っぽいなにかあるでしょ?いうほど紅いもとか沖縄か??黒糖も。
例えば、さとうきびはメジャーだけどひねって「ブーゲンビリア」とか。「ヤギ」とか「チラガー」とか……お菓子にしたら駄目だな。圧倒的に美味しくない。ギリギリブーゲンビリアとかハイビスカスは攻めれそうだけど。
考えれば考えるほど沖縄は素材が難しいな。
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ここは原点に帰って純粋沖縄お菓子で攻めたい。
ナントゥの登場だ!
ナントゥとは沖縄のお餅。
これがヌチャヌチャして手にベタベタ系筆頭のお餅でメチャ美味しい。
お餅なのに赤味噌を練り込んでいるのが特徴だ。
だから単純な甘さだけではなくナントゥでしか出せない”味”が楽しめる。
匂いも凄い。ナントゥ匂いというべきだろうか。他では出せないお菓子の匂いだ。
開封すると月桃の葉っぱが。
月桃の葉っぱと言えばムーチーが有名だ。沖縄のモチはだいたい月桃の葉っぱで包みがちだ。月桃の匂いとナントゥの匂いがマッチして何とも言えない香りだ。
夕方に帰る気分。イメージはそんな匂い。
もちろん月桃の葉っぱは剥きづらい。めちゃくちゃ手にベタベタするし外で食べるのなら必ずウェットティッシュがいる。そして難しい。細かく葉っぱを身長に剥がしていく。
補足すると全てのナントゥに月桃の葉っぱがついてくるわけではない。月桃葉っぱつきバージョンもあればなしバージョンもある。
気になる味は味噌モチ?ゴマ風味も聞いていて生姜の美味さも感じられる。
ナントゥ独特の味わいだ。美味しい。美味しいが従来の甘いお餅ではなく、もう少し濃ゆければご飯のおかずになってしまうかもしれないお餅。
もち米おかずに米を食ううちなースタイルの誕生だ。
気になる人は沖縄旅行で食べてみて欲しい。
何処に売ってるかと言うと、沖縄のスーパーなら何処にでも売っている。
平和通り商店街の沖縄お菓子屋さんでも売っている。
値段も100円~300円ぐらい。
うわっ!これめっちゃ美味しい!みたいなタイプじゃないけど、好きになる人は週一ぐらいで食べたいな?って思わせる味付け。なんとも手作りな味わいだ。
名前の由来はわからない。詳しい人は教えて下さい。