タコの卵

どこまで我慢するのが身近な恐怖なのか

ぷにょポンを食べただけ

サンエー那覇メインプレイス店の食品コーナーに和菓子店と洋菓子店が仲良く並んで商売をしている。前回はふわふわを紹介した。あれは和菓子店に一本取られた形になる。

 

tettyagi.hatenablog.com

 

今回は隣の洋菓子店でおしているぷにょポンを紹介したい。

 

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反則なまでに可愛いパッケージのぷにょポン。

「なかにカスタードとホイップがはいってるの♡」

自分たちが今から食べられると一切思ってないゆっくりとした生き物なのがわかる。

カスタードとホイップでできた生き物は可愛いし食べたい。むごい。

 

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アンパンマン!?

 

「おなかすいたの?たべる?」

 

あまりにも慈愛の精神に満ち溢れた高尚な生物だった。ぷにょポン。見た目で判断してごめん。おなかがすいたら大変だもんな。それを自分の一部をちぎって販売しているのがぷにょポンなのだ。

ええい!洋菓子店許さん!ぷにょポンの愛を商売にしやがって!!

 

ごめんねぷにょポン。おなかすいてるから食べるね。。。ありがとうね。。。

 

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これがぷにょポンの一部をぷにょポンにしたもの。

非常に柔らかく軽い。強くつかめば崩れそうなぐらい脆い。はかない。

ぷにょポン。中にカスタードとホイップが入ってるんだよね。いただくね。

 

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ぷにょポンは音も立てずに口の中で溶けていく。

ふわふわでポヨポヨのぷにょポンはすぐ消えていった。

味はカスタードとホイップの味がした。

 

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本当にこれ以上考えられないぐらいカスタードとホイップの味がした。

 

価格は108円ぐらいだったと思う。

味も108円ぐらいの味だった。ぷにょポンは優しく柔らかく甘かった。

 

完全にネーミングとパッケージにそそられて買ったのだが、思ったより心が優しい気持ちになれた。食べてる場所はサンエーメインプレイスの映画館前。

映画館前にはテラス席がいっぱいあって、お昼時間はここでご飯を食べる人が多い。

フードコートも隣接しているので便利だ。

 

もちろん作ってきた弁当や、1階の食品売り場で買った弁当などを食べてる人も多い。開放的な空で気持ちよくご飯を食べれるのは素敵な環境だろう。

 

そんな中、僕は1人でぷにょポンを2つ食べていた。

 

何ていうか人はいっぱいいるのに気持ちのいい孤独感が僕を包む。ぷにょポンはあっという間に二個なくなっていった。これなら売り出し中のフィナンシェのほうが良かったかな?と一瞬悩むがすぐに消えた。もう甘いのは十分だしぷにょポンが何より食べてみたかったからだ。

 

このままぷにょポンをテーブルに置いていても風で飛んでしまう。立ち上がり元ぷにょポンを手に取りゴミ箱に向かう。周りは美味しそうにマクドナルドやケンタッキーを食べている人達がいた。みんな油まみれの手でスマホをいじり会話しながらスマホをいじり。食べる。

ぷにょポンは油はつかないがホイップが付く可能性がある。本当はない。それほどカスタードホイップが入ってないからだ。ぷにょポン!というほどふっくらとしていないのが残念だな。思いながらサンエーの中に入る。

 

こんなどうでもいいことを書いてしまうぐらいぷにょポンは身近な存在なのだ。

美味しいフィナンシェやクッキーシューなら美味しいなぁ!これ買ったほうがいいよ!とか書きがちだが、ぷにょポンは大の大人をどこかセンチメンタルな気分にさせるお菓子。難しい。どう表現したらいいかすべがない。ぷにょポンをレビューしてくれ。

みんなでぷにょポンを救ってくれ。