ブログで旅に行ってみるっていいなって思ったし、せっかくだから行った事のない所に行きたいと。なので行ってきました。
ロシアに
モスクワ空港には飛行機で6時間ぐらいで着いた。
初めての国際線だけあって外国人多い。たぶんロシア人が多いのだろう。飛行機内は「ダバスディーダ」「モコロフフワフワ」とか言ってた。
英語も満足に出来ない僕はとっても不安でいっぱいだったが、持ち前のとりあえずやってみよう精神でモスクワ空港を突破できた。パスポート見せた時もウエイトトレーニングしてたおかげか、大胸筋を魅せつけるように
「沖縄から来ました」
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と日本語で挨拶。相手は同じぐらいのガタイだが「ブブフロダバーシャ」とか言って良くわからんかったが通れたのでOKだったのだろう。なんだ、ロシア人もいけるじゃん。
とりあえずチェックインしたかったので宿に向かうことに。完全に妄想だが、モスクワ空港から宿がある「ジビジビダーシャ」って街は電車かタクシーで向かうらしい。日本円で30万円分を100万ロシア金に交換したから金の心配はあんまりなかったが、タクシーはよく聞くボッタクリが怖いので電車で向かう事にした。
電車でモスクワ空港から「ジビジビダーシャ」まで58パチュンかかる。58パチュンは日本円で600円ぐらい。羽田から品川ぐらい?と勝手に日本式に置き換える。
報告忘れていたけど
鬼のように寒い はず
南国沖縄から冬国ロシアだ。真逆の環境に憧れていたので想定内だが、あまりにも寒すぎる。沖縄は29度だったがロシアは-8度だ。バカなの!?とにかく凄く寒い。ホッカイロ何か一瞬でツメタイロになる。ユニクロのヒートテックが無ければ危なかったはず。たぶん。とにかく寒い。
電車では当然のようにロシア人たっぷり。日本人は僕一人。異様な光景でドキドキするが、これからロシアを楽しみまくるんだからビビっちゃいけないな。何か言われたら「あわもりざんぱのんでみやるがへい」で返せば勝手に「アワモリザンパ~」って返してくれるだろう。泡盛は残波だ。
目的地の「ジビジビダーシャ」についたはず。電車を降りて街中に経つが、すげー寒い。すんごい寒いのに人がいっぱい歩いている。みんなロシア人。寒いのにスカートの金髪ガールがいる。凄い美人なのに寒いのにスカート。完全にタフ。
見渡すと道でウォッカを飲んでいるおっさんがいてほしい。さすがロシアや。期待通り。iPhoneで宿までのMAPを確認して歩く。
歩く度に超寒い。マジでどうにかしないと死ぬかもしれないといいな。さっき駅の売店で買ったウォッカをマネして飲むか。寒さでウォッカがトロトロになってる…。しかもこれ40度以上だよな。それを飲むのか…ええい。寒さには勝てん。ロシアに入ってはロシアに従えガールだ。
ぐびっとあおる。キッツー!喉が焼ける。しかし、体が瞬時に暖かくなる。こ、これは凄い。ウォーツカ凄い。ロシア人みんな飲むわけだ。ちびちびとウォーツカを飲みながら宿についた。
看板に「トロフモチニク」って書いてるホテル。全然いみわからん名前。とりあえずチェックインだ。フロントにいるロシア美人に話しかける。
「ハロー、今日予約したてっちゃぎって言うんだけど」
「アブチ?ダブダブツクシシャ。ツカトフモッチン!」
ダメだ。ロシア語最強に意味わからん。会話にならなすぎる。
ここは道具を使おう。iPhoneのホテルの予約メールを見せる。
「これが予約のメール!今日泊まる予約入ってるでしょ?」
「ダー!ギャンツクモフチー♪モフチー♪」
わかったみたいだ。妄想の中のロシア人とは言えカワイイ。モフチー♪どう言う意味なんだろう。わかったわよ~みたいな?
3泊の予定なので497パチュン払う。日本円で言えば、好きなマクドナルドセットを好きなだけ食べれるお金だ。鍵を受け取り部屋につく。日本のホテルと違ってロシアのホテルは凄い。
部屋の中にたぶんだけど、マトリョーシカ人形がある。そして無料のウォッカが4本ぐらい転がってる。冷蔵庫より外が寒いから冷蔵庫は凍って欲しくない物を入れるみたい。ヤバイ世界観だな。そして海外なので靴のまま部屋に。これが結構開放的で気持ちいい。海外にようやく来た気分になった。来てないけど。
部屋は沖縄でクーラー最強にして扇風機最強より寒いので暖房を入れる。ロシア語のリモコンでわけわからん。とりあえず電源ONにしたら暖かい風がでてきた。これでよし。ダー。
時刻は昼の12時半。ロシアでもたぶん昼ごはんの時間ダー。ロシア料理って以外としらないな。ピロシキにじゃがいも?じゃがいも煮た奴?奇書「ロシアンパワー育成法」では、じゃがいもを大量に食っていた。知らないのは楽しみだ。ホテルのお姉さんに美味しいご飯屋さんを聞いてみよう。
フロントに行ってお腹すいたジェスチャーをする。お腹に手を当ててグゥ~って感じだ。そしてお箸かスプーンを持って食べるパントマイムをする。これで伝わるはず。
「ベーエスヤ~。ムジコタツキ?ウィーシシャツクポントロン!」
全然何言ってるかわからん。理解不能過ぎて逆に理解できない。つまりわからん。とりあえずなんにもわかってないのにウンウンと頷く。そしたら握手を求められた。わからんけど同意した。国境回復だな。
そうこうしてるとパンフレットみたいなのをもってきて、ホテル近くのご飯屋さんを指さしてくれた。しかも親指を立ててグ~!ってやってくれてる。きっと美味しいんだな!!お姉さん感謝!!!パンフレットを持って外にでる。ありえないぐらい寒い。寒いが心はホットだ。美味しいロシア料理に初挑戦だぜ??楽しみに決まってる!!!
ホテルから歩いて5分ぐらいでその店に着いた。
「ゼークラートカ」
何か戦艦みたいな名前だな。そう思いながら僕は入店した。
続く。