タコの卵

どこまで我慢するのが身近な恐怖なのか

僕が嫌いな人は、みんなは嫌いじゃない

悩みの8割が人間関係

現代のネット環境は人と人が繋がりやすい状況になっている。

流行りのSNS、TwitterやFacebook等がそうだ。友人やネットで知り合った知人、有名人をフォローして気軽にライトな人間関係を作れる。僕もTwitterを楽しくやっている一人だ。Facebookは何だか合わないから放置している。

そんな現実を縮小させて一気に広げたようなSNS社会でも人間関係によるトラブルが絶えない。が、現実の人間関係はもっとめんどくさい。死にそうになる。

 

人間生きていれば好きな人や苦手な人、嫌いない人が出てくる。好きな人と恋人になったり、友人になったり程よい距離の知人になったり人間関係ってのは様々だ。だからこそ人は多くの出会いや別れを繰り返して人生を謳歌するのかもしれない。もちろん出会いや別れを繰り返さなくても楽しい人生はいくらでもある。むしろ面倒くさい人間関係から離れられてスッキリした!清々した!って事も。だから人間関係は難しいのだが、最近思ってる事がある。

 

嫌いな人ができると

会いたくもないし話したくもない、その人の話を聞くだけでムカつくようになる。だから嫌いな人には近づかないようにするし、嫌いな人と会いそうな場所にいくのも避ける。だって悲しい気持ちになったり、イライラしたりしたくないじゃん。なんで嫌いになったかは様々な理由があるにしろ結果的には僕にとって嫌いな人になった人だ。

 

普通に生きてたら嫌いな人の1人や2人ぐらいできて当たり前なんだが、ちょっと事情が違ってくるパターンがある。

 

僕が嫌いな人は友人達は嫌いじゃないのだ

 

ここが頭を悩ませる。悩ませるだけならいいが激しく嫉妬心が高まったり気持ちが落ち着かなかったり日々の生活を脅かす事になる。ってそんな事を思うのがもうムカついてしょうがない。嫌いな人だから自分から排除したのに共通の友人がいるせいでおかしなトラブル?に巻き込まれそうになるからだ。

 

 例えば嫌いな人とができて絶対こんな奴とは会わない!!もう縁を切った!一生こんな奴とは会わないぞ!!!!そこまで思わせる嫌いな人ができたとしよう。

そこで友人から言われる

 

友A「もう、○○さんは気にしてないみたいよ?いい加減仲直りしたら?

友B「あっちは初めからそんなに思ってないみたい。ってか大人になろうぜ?

 

これだ。これ以上のない台詞を渾身の力が入った右ストレートばりにぶつけてくる。こんな事を言われたら、ガチで「死にたくなる」。死にたくなるって感情はこんな時にでるんだろうな。しかし、死にたくなる気持ちは後にとっておく。切り替えて一瞬で沸騰して激怒する。

 

 

 

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僕「あのさ、俺はあいつの話を聞くだけでイラつくんだよ。だからそんな事いうのやめてくれ。もう会いたくもないんだ」

 

正直な気持ちだ。ムカつく感情をできる限り抑えて言ったつもりだ。手はちょっと震えているかもしれない。でもこれで友ならわかってくれたは…

 

友A「お前さぁ、あっちが気にしてないって行ってるのに一回ぐらい会ってみろよ」

友B「何がそこまで嫌かわからん。子供みたいに駄々こねてるようにしか見えない

 

この友人達はナニヲイッテルンダ?僕は会いたくないし話も聞きたくないって言ってるのに?目眩がしてくる。正直ショックすぎて泣きそうだ。 早くこの場を立ち去りたい。帰って眠りたい。僕は二度と嫌いな人に会いたくないだけなのに…友人達までこのままだと「会いたくない人」になってしまう。なんでこんなことに…。

 

みんなは上記の例みたいな事件は起こってないだろうか?

 

自分が嫌いな人と好きな友人が仲良くするってのがまず耐えられないのだ。

 

嫉妬なんだが、激しく胸が痛い。ぐぅ…!!ってリアルになる。何故だ!?僕がこんなに嫌いなのに、嫌いって説明したのになんで仲良くするの!?こんな思考が体中を駆け巡って嫉妬に支配されてしまう。嫉妬人間だ。良くないのかもしれないが嫉妬でもしないとどうにかなってしまいそうなのだ。

 そしてその嫉妬は色んな場所で僕を苦しめる。

飲み会やパーティー。イベント等で嫌いな人が関わったり、嫌いな人が参加する事がわかったら僕は参加を断念する。だって会いたくないもの。話し聞くだけでイライラするんだから会いに行くとか自殺行為だ。だ、大丈夫。僕は至って冷静。全然嫉妬なんかしてないんだからね!そう思ってもTwitterが気になってしまう。

 

友A「今日の飲み会最高だったー!」「いやーやばかったwwwあのネタやばいw」

嫌人「店選び正解だったね!みんなも楽しめて良かったw」

友B「肉が超美味かった!あの値段でこのレベルってマジ!?嫌人は良い店えらぶな!次も楽しみだぜ!!」

 

涙でモニターが見えない。嫉妬で体が震える。どんどん良くない方向に思いつめてくる。「僕がいなくてもこの人達楽しそうじゃん」「むしろ、俺1人があいつを嫌いな為にみんな面倒くさいと思ってるんじゃないの?」あぁ…僕だってあいつさえいなければみんなと楽しめたのに…あいつが憎い、もの凄く嫌いになっていく。何で僕は!!!!!!!!…だけどあんなに嫌いな奴と仲良くしてる友人って何?そもそも友人なのか?だって僕がいなくても凄く楽しそうだし…。考えるのも嫌だ。

 

そして嫌いな人と関わってる人まで嫌いになって僕はみんなの前から姿を消す

 

極端な例だが似たような事は起る。「みんな仲良くしようよ!仲直りしてみんなと一緒に遊ぼうよ」あぁ…そうだな。そうだったらいいなぁ。藤田和日郎風に言ってみたくもなる。仲直りできるのなら既にやってるいるし、嫌いな人にはなってない。好きな人とも多少揉めたりもするが、好きだから仲直りもするし関係も改善したりする。

 

だけどあいつは邪悪な奴なのだ。

 

そう思ってるのは僕だけ。むしろ周りからみたら僕が悪。 大人の付き合いができない幼稚な奴。頭を少し下げるだけで、僕が我慢するだけでみんなと楽しい付き合いが戻ってくる。あの楽しかった日々が…!!

楽しかったか?

なんだかどんどん記憶も嫉妬で塗り替えられて行きそうだ。嫉妬人間だ僕は。いいぞ、自分に正直に嫉妬に狂っていけ。それが気持ち良い人生というのなら。